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「 だいじ 」 を覚える

栃木弁の代名詞ともいえる言葉に 「 だいじ 」 というのがあります。
もはや栃木県民にとって 「 だいじ 」 という言葉は標準語になっていますから(汗)、
この言葉をさけて通ることなどできません。

ちなみに皆さんは、 「 だいじ 」 と聞いて何を想像しますか?
たいていの方は 「 大事 」 であるとか 「 大切 」 という意味のことを思い浮かべると思います。

でも栃木人は、そういった意味で使わないんですね。
栃木人にとって 「 だいじ 」 という言葉は 「 大丈夫 」 なのです。

これは大学生のときのことです。
僕とおなじ栃木県出身のN君と、静岡県出身のS君と一緒に大学の構内を移動していたときでした。

自転車に乗っていたS君(静岡出身)が、何かにつまずいて転んじゃったんですね。
すると、すかさず心優しいN君(栃木出身)が駆け寄って、心配そうにS君にこういいました。

「 だいじ?! 」 …と。

これは転んだS君を心配する言葉として、栃木人的には100点満点です。

しかし、もちろんS君からすると、 「 転んで痛いのに、大事ってどういうこと? 」 ということになります。僕には、心配する気持ちが思うように伝わらないN君の気持ちと、転んだのに 「 大事 」 といわれてチンプンカンプンになっているS君の気持ちがよくわかりました。

もちろん、そのあとN君には標準語の 「 だいじ 」 と栃木弁の 「 だいじ 」 の違いを教えてあげました。

栃木県民のみなさん、県外へ行かれる際は 「 だいじ 」 は注意して使いましょう。
また、栃木県民以外の皆さん、栃木人から 「 だいじ 」 といわれたら、それは 「 大丈夫 」 という意味で解釈してあげてください。

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