名詞編

栃木弁の名詞を紹介してっぞ。名詞っつうのは、ものの名前とかのことだな。栃木弁だと、「 あさって 」 のことをいうのに、わざわざ 「 あした 」 もくっつけっちゃーんだな。キュートだべ。
あしたあさって
( 明後日 の意味 )
「 あさって 」 だけでいいにもかかわらず、なぜか 「 あした 」 も付けちゃう辺りが栃木弁のいいところだ。うちの父親はいまでもよく使う。 「 あしたあさってっから出張いってくっからね。 」 などと使う。
うら
( 後ろ の意味 )
なぜか 「 うしろ 」 のことを 「 うら 」 という、栃木弁を代表する言葉。もちろん表と裏の 「 うら 」 のことも 「 うら 」 という。 「 うら乗ってくかい? 」 などといわれたら、車やバイクの後部座席にのせてあげるよ。といわれているぞ。
おらじ
( 自分の家 の意味 )
おそらく 「 おら 」 が 「 自分 」 のことで、 「 じ 」 が 「 家 」 のことだと思われる。 「 おらじの子供らは〜 」などと使う。ばあちゃんがよく使っていた。
こないだ
( このまえ の意味 )
「 なんか、こないだっから鼻の調子がよくないんだ。 」 などと使う。
きのうおととい
( 一昨日 の意味 )
たとえ 「 おととい 」 のことであろうと栃木人は一言ではかたづけない。そう 「 きのう 」 を付けるのだ。なぜかは分からない。「 あの二人、きのうおとといっから、なんだかいい感じなんだわ。 」 という場合、 「 おととい 」 から二人の距離が急接近したことをあらわしているぞ。
ぎんがみ
( アルミホイル の意味 )
アルミホイルのことを栃木人は 「 ぎんがみ 」 と呼ぶ。たしかにうちの母は 「 ぎんがみ 」 といっていた。銀紙…、たしかにアルミホイルは銀紙ではある。
だいじ
( 大丈夫 の意味 )
栃木弁といったらこれ、というくらいメジャーな言葉だ。 「 だいじなんけ? 」 などと 「 大丈夫 」 の意味で使う。おそらく標準語だとおもっている人もいる。
てばたき
( 拍手 の意味 )
なんとなく意味は伝わりそうな気もしてしまう言葉だが、栃木人は拍手のことを 「 てばたき 」 という。小学校の先生に、 「 はい、てばたきやめ。 」 などといわれたことを思い出す。
でれすけ
( 馬鹿者 の意味 )
「 ったく、でれすけなんだから。 」 などと、あきれたり、怒ったり、ののしったりするときに使う。…が若者はあまり使わない。
てわすら
( いたずら の意味 )
「 てわすらしないの。 」 などと子供をしつけるときに使う。「 わすら 」 の部分が 「 いたずら 」 的な意味を持っていて、 「 手わすら 」 や 「 火わすら 」 などと使う。ちなみに 「 危ないから火わすらすんじゃないよ。 」 というのは、 「 危ないから火遊びするんじゃないよ。 」 という意味になる。
